2008年10月21日火曜日

米国で中年白人女性の自殺率が増加

米国で中年白人女性の自殺率が増加というニュースが流れている。
なぜなのだろう?

自殺の統計的な増加には、社会現象が関わっているもの。日本でも太平洋戦争の前など、自殺率がとても上がったと聞いたことがある。

米国の女性の自殺。景気不安、金融不安の反映だろうか?

10月21日 ロイターから。

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米国で中年白人女性の自殺率が増加=調査

 [ワシントン 21日 ロイター] 米国で中年の白人女性による自殺率が増加していることが、ジョン・ホプキンス大学の調査チームによって発表された。ただ、増加の原因については、はっきりしないという。
 同チームは、1999年から2005年までの米国内での自殺率について調査。その結果、全体では0.7%の増加だったのに対し、40─64歳までの白人男性は2.7%増、同年齢層の白人女性では3.9%増だったことが分かった。
 同大学のスーザン・ベイカー教授によると、調査期間に最も増えていたのは、女性による服毒自殺で57%も増加していたという。
 米国の自殺防止プログラムはこれまで、高齢の白人男性のほか、10代の若者や青年が対象とされてきたが、ベイカー教授は「中年の男女についてのプログラムを開発する必要がある」と話している。