2008年8月18日月曜日

町職員自殺で公務災害申請

自殺の後遺症というか、自殺は、残された家族にも職場にも大きな問題を残す。
もちろん、トラブルも。

以下、読売新聞から引用。

町職員自殺で公務災害申請

 双葉町職員だった鍔忠清(つばちゅうせい)さん(当時56歳)が今年1月、町体育館から飛び降り自殺をしたのは、長時間労働による身体的・精神的負担が原因だったとして、鍔さんの妻(52)が地方公務員災害補償基金県支部(福島市)に公務災害認定を申請していたことがわかった。公務災害は民間の労災にあたる。
 同町などによると、鍔さんは当時、生涯学習課長兼公民館長兼体育館長だった。1月21日午後6時半ごろ、「おれはもうだめだ」と妻に電話があり、妻が体育館に向かったが、鍔さんは体育館東側で倒れていた。胸ポケットに22日付の退職願があり、「一身上の都合により退職します」などと書かれていたという。浪江署は自殺と判断した。
 町の勤務表によると、昨年12月から亡くなる日まで鍔さんがとった休日は2日間だけだったという。妻によると、町のスポーツ大会の運営などで多忙となった昨年10月ごろから帰宅が午後10時近くなることが度々あったという。
 町は、「退職したいという申し立てもあったが、無理な慰留はしていない。仕事との因果関係はわからない」としている。