2010年1月28日木曜日

年間の自殺者は12年連続で3万人超

年間の自殺者は12年連続で3万人超となっている。大変な数字だ。
10年で30万人を超えている。30万人の死者といえば、長崎、広島の原爆の犠牲者に匹敵する数字だ。
もっともっと真剣に取りくみたい社会問題ではないだろうか。
以下、引用。


自殺対策強化 閣僚レベル会議開催へ
1月27日 日本テレビ

 去年、全国で自殺した人は約3万2000人と過去5番目に多かったことがわかった。こうした事態を受け、政府は来週にも自殺対策の閣僚会議を開く方針。

 警察庁のまとめで、去年一年間に全国で自殺した人の数が3万2753人に上ることがわかった。前年比504人増と過去5番目に多く、年間の自殺者は12年連続で3万人を超えたことになる。

 福島自殺対策相は26日夜、来週にも閣僚レベルの会議を開催し、自殺が最も多い3月を対策強化月間とすることなどを明らかにした。

2010年1月15日金曜日

内閣府の自殺対策室

内閣府の自殺対策室のホームページでは、様々な政府の自殺防止策、統計資料などを見ることが出来る。
また、こちらのHPでは、厚生労働省の自殺死亡統計の概況が発表されている。

自殺数は、明治以降の統計を見ると、大きく見ると右肩上がりできているが、これは人口増加によるもの。
10万人当たりの自殺数を見てみると、あがったり、さがったり。それでも、近年は高めに推移しており、自殺が社会問題になっていることをうかがわせる。

こうした統計と、他の統計、例えば、景気の上下などの統計を組み合わせれば、大きな流れ、自殺の原因といったものも―むろん、個々の事象は見えないが―見えてくると思われる。