2008年11月17日月曜日

青森でも自殺予防の試み

青森でも自殺予防の試みが行なわれている。
イメージ的には青森は、いかにも人情が厚そうで、自殺とは無縁そうだが、自殺率は全国で3番目の高さだという。
少し、意外な気がする。

11月15日の毎日新聞から

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自殺予防講演会:いのちの電話がきょう五所川原で /青森


 自殺者を減らそうと、NPO法人「あおもりいのちの電話」は15日午後1時半から、五所川原市新町の「働く婦人の家」で自殺予防講演会を開く。無料。昨年度の県内の自殺者は469人で、10万人当たりの死亡者数は全国で3番目に高い33・4人に上る。
 同いのちの電話の石川敞一理事長や、つがる市で自殺者の遺族が集う「すずらんの会」を立ち上げた同市健康推進課保健師の小山真貴子さんらが、遺族の体験談を綴った手紙を初紹介するなどする。【鈴木久美】

2008年11月3日月曜日

自殺未遂のフランク永井の死

フランク永井さんが死んだ。
以前、自殺未遂をしたときには、あっと驚いたものだ。その後、長くリハビリをして。
いつかきっとカムバックしてくれるものと思っていたのだけれど。

なんで自殺未遂などをしたのか。もったいない話だ。
以下、スポーツ報知、11月3日より、一部引用。

フランク永井さん死去…自殺未遂から23年、魅惑の低音戻らず

「有楽町で逢いましょう」「君恋し」などのヒット曲で知られる歌手のフランク永井(本名・永井清人=ながい・きよと)さんが先月27日午後6時、肺炎のため都内の自宅で死去していたことを2日、所属レコード会社が発表した。76歳だった。1日に葬儀・告別式が密葬で営まれた。1985年に都内の自宅で自殺未遂。一命は取り留め、リハビリを続けていたが、復帰できぬまま帰らぬ人となった。

 “低音の魅力”でムード歌謡をリードし、都会派歌謡の第一人者と称された国民的歌手が、亡くなった。

 関係者によると、永井さんは長年にわたり都内の自宅で療養生活を送っていたが、今年夏、風邪で体調を崩し入院。闘病中だったが、回復が思わしくなかったという。

 10月27日午後6時に東京・世田谷区内の自宅で死去。通夜は31日に、葬儀・告別式は今月1日に、都内の斎場で営まれた。遺族の強い希望で、親族とごく親しい関係者のみの密葬で、天国へと旅立った。
 以下、略。

2008年11月1日土曜日

硫化水素自殺者9カ月で876人

硫化水素自殺者9カ月で876人になるそうだ。
まあ、すさまじい流行だ。自殺の方法にも流行があるということか。他人に迷惑をかける・危害を加えるという方法だけれど、電車に飛び込むのも、大変な迷惑ではあるし… 自殺する人にしてみれば、社会へ復讐といったこともあるのだろうか?

責任を取って自殺、自決ということもあるけれど、復讐のための自殺もあれば、迷惑をかけようという自殺もある。
まあ、いろいろではある。

10月31日 毎日新聞から。

<硫化水素自殺者>9カ月で876人 政府が防止対策強化


 政府は31日午前の閣議で、硫化水素による自殺方法の紹介など、インターネット上にはんらんする有害情報への対策を柱とする改正自殺総合対策大綱を決定した。内閣府によると、硫化水素自殺者は今年1~9月で876人に上り、昨年1年間(29人)の約30倍に達する。

 改正大綱では、硫化水素の製造方法といった第三者に危害を及ぼす恐れのある情報がネット上で紹介されている実態を踏まえ、民間の監視団体からの通報を受け、ネット接続事業者がこうした有害情報を削除することを認める。

 昨年6月に閣議決定された大綱は、硫化水素自殺への対応を想定していなかったため、「おおむね5年」の見直し期間を大幅に短縮して今回の改正に踏み切った。自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)を、05年の24.2人から16年までに20%以上減らす政府目標の実現を目指す。

 このほか、自殺の危険性がある統合失調症や薬物、アルコール依存症の治療・援助体制の整備や、自殺に関する特別な事案が判明した際の国への通報体制の整備、市町村に自殺対策部局の設置を積極的に働きかけることなども対策として追加した。

 政府は同日、07年版自殺対策白書も閣議決定した。07年の自殺者数は3万3093人で、10年連続で3万人を超えている。【木下訓明】