2010年11月11日木曜日

自殺したいという気持ち

自分のこととして、考えてみると、「死にたい」と感じること、ふとつぶやきをもらすことは、たまに存在する。それは誰でもそうだろう。
ああ、もう死にたい。
確かにそう感じる瞬間というのは存在するのだ。
そんな自分の心を眺めると、「自分に決定的な欠陥があるのでは」と感じるときに、そう思うような気がする。
生まれてきたのが間違いだったでも言うような。

2010年7月12日月曜日

自殺防止には・・・?

自殺防止に関して、少し、思うところを書いてみたい。
人が自殺を考える。もちろん、色々な事情があるだろう。
そこには、言ってみれば無限の事情、理由がある。
しかしながら、ある程度はパターン化できる。

たとえば、特攻攻撃なり、自爆攻撃なり。これらは、かなり特殊なものであり、自殺問題として捉えることには、ややなじまない。

ここで考えるのは、むしろ、死ななくてもすむのに、死んでしまう。絶望のあまり。
そんな人としての心の問題としての自殺。そして、その防止方法だ。

少しずつ、考えていくことにしたい。次回はアートに関してだ。

2010年3月10日水曜日

1月は2473人

警察庁の統計によれば、平成22年度の1月の自殺者総計は2.473名。
うち、1774名が男性。女性は、699人とのこと。
男性の突出振りが目立つ。

ちなみに、平成21年度の統計では、年間総計32753人。うち男は、23,406名。女性が、9,347名と、やはり男性の突出ぶりが目立つ。
この男女の差は、興味深い。

2010年2月18日木曜日

警察の警部の自殺

神奈川県警の警部が自殺したことで、遺族が提訴をしたとの記事をみつけた。
いろいろな自殺があるものだ。警察の現役警部が、自殺するとは! 

神奈川県警では、様々な不祥事があり、一時、大問題になったことがある。当然、署長も、引き締め、教育、指導に必死になったのだろう。この事件には、その流れもあったのだろうか?

そしてその一方で、鬱病になって、自殺する警部・・・
警察もまた、普通の人間の集まりにすぎないという、まあ、これはごく当たり前のことだろうが。
警察の警部などといったら、いかにもタフそうだが、それは偏見か。

叱責か、パワハラか、教育か、いじめか。
難しいものだ。

以下、引用。毎日新聞から。

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警部自殺:「パワハラが原因」遺族が提訴 横浜地裁
2010年2月18日 20時58分

 神奈川県警幸署の地域3課長だった男性警部(当時52歳)が自殺したのはパワーハラスメント(パワハラ)が原因として、横浜市に住む妻(53)ら遺族は18日、県と上司だった当時の署長と次長に約1億2900万円の賠償を求め、横浜地裁に提訴した。

 訴状によると、パワハラは07年9月に始まり、元次長は多数の署員の前で警部を「お前はダメだ」と何度も大声で責め、部下に業務内容を直接自分に報告するよう命じた。

 警部は12月にうつ病と診断され自殺未遂を3度繰り返し、休職の末、08年12月に自宅で首つり自殺した。診断書ではうつ病が主な原因とされた。

 提訴後に会見した代理人の弁護士によると、元次長は遺族に口頭で謝罪したものの、遺族側が求めた謝罪文と賠償、元次長の懲戒処分などにも09年12月「回答しない」と応じなかったため、提訴に踏み切った。

 県警監察官室は「コメントを差し控える」としている。

2010年1月28日木曜日

年間の自殺者は12年連続で3万人超

年間の自殺者は12年連続で3万人超となっている。大変な数字だ。
10年で30万人を超えている。30万人の死者といえば、長崎、広島の原爆の犠牲者に匹敵する数字だ。
もっともっと真剣に取りくみたい社会問題ではないだろうか。
以下、引用。


自殺対策強化 閣僚レベル会議開催へ
1月27日 日本テレビ

 去年、全国で自殺した人は約3万2000人と過去5番目に多かったことがわかった。こうした事態を受け、政府は来週にも自殺対策の閣僚会議を開く方針。

 警察庁のまとめで、去年一年間に全国で自殺した人の数が3万2753人に上ることがわかった。前年比504人増と過去5番目に多く、年間の自殺者は12年連続で3万人を超えたことになる。

 福島自殺対策相は26日夜、来週にも閣僚レベルの会議を開催し、自殺が最も多い3月を対策強化月間とすることなどを明らかにした。

2010年1月15日金曜日

内閣府の自殺対策室

内閣府の自殺対策室のホームページでは、様々な政府の自殺防止策、統計資料などを見ることが出来る。
また、こちらのHPでは、厚生労働省の自殺死亡統計の概況が発表されている。

自殺数は、明治以降の統計を見ると、大きく見ると右肩上がりできているが、これは人口増加によるもの。
10万人当たりの自殺数を見てみると、あがったり、さがったり。それでも、近年は高めに推移しており、自殺が社会問題になっていることをうかがわせる。

こうした統計と、他の統計、例えば、景気の上下などの統計を組み合わせれば、大きな流れ、自殺の原因といったものも―むろん、個々の事象は見えないが―見えてくると思われる。