2009年4月20日月曜日

中国の自殺者数、全世界の3割

中国の自殺者が多いというちょっと興味深い記事を見かけたので引用する。まあ、人口が多いので、絶対数が多いことは分かるけれど。
景気後退と自殺者数の増加の相関関係も気になるところ。
やはり失業と自殺には大きな関係があるのだろう。失業と窃盗など犯罪の増加も、関連があると聞いたことがあるが。
人間、追い詰められると、犯罪を犯したり、自殺したりということか。
中国の自殺者の原因は、どこらにあるのだろう?

-----------


4.20 RECORDCHINAより引用

中国の自殺者数、全世界の3割=自殺率も高い―シンガポール華字紙

2009年4月18日、全世界の自殺者数が年間100万人に上り、うち3割を中国が占めることが明らかになった。シンガポールの華字紙「聯合早報」が伝えた。

英オックスフォード大学のキース・ホートン教授とベルギーのヘント大学病院のKees van Heeringen博士が英医学誌「ランセント」に発表したレポートによると、全世界で自殺は死亡原因の1.5%を占めるという。自殺率が高いのは中国、日本、カザフスタン、フィンランド、ラトビア、ハンガリーで、自殺者数は10万人あたり20人以上。自殺率が特に高いリトアニアでは同40人に上るという。

【その他の写真】

中国では自殺は死亡原因の3.6%と世界平均より高く、全世界の自殺者の3割を占めるという結果に。中国農村部では女性の自殺・自殺未遂が珍しくなく、その手段は農薬の服用が目立つ。反対に米国、カナダ、オーストラリアは自殺率が低く、10万人あたり15人、ギリシャ、メキシコ、ブラジル、イラン、エジプトはさらに低く、同5人となっている。

一般的に自殺者は女性より男性が多く、一年間では春が最も多いと言われている。また、世界的な景気後退のなかで、若い男性の間で自殺が急増していると指摘する専門家もいる。(翻訳・編集/SN)