2008年9月22日月曜日

自殺と人間性

自殺については、色々な意見がある。自殺肯定派の人からは、自殺とは最後の人間性だという意見がある。
自殺ができるということ、自殺というのは、人間に許された最後の選択ではないのか、と。
この世は、四苦八苦の世界。思い通りにならないもの。
決して我慢できない環境で生きることもある。生きることが、何よりも辛いことも。

そんなとき、まずはどんな人間でも、死を選ぶ自由はある。
それこそが人間が人間である証しではないのか、というわけだ。

もちろん、そんなものではない、と言うことは簡単だけれど、確かに、辛いのは生であり、死ではない、という意見には共感できるものもある。

自殺とは最後の人間の自由、・・・そんな側面も、有るのかもしれない。だからこそ、自殺、江戸時代の心中とか、あるいは切腹とか、美しいものとされたのかも。

つまり、自殺が美しい時代もあったのだろう。