2023年10月8日日曜日

英国の自殺統計

イギリスの自殺に関する状況について、イギリス国家統計局による「Suicides in the UK: 2018 registrations」から、年代・性別ごとの自殺率や、自殺方法などを見てみましょう. 2018年にイギリスで自殺した人は6,507人で、年齢調整自殺率は100万人あたり11.2人となっています。この数字は2013年以降で初の増加となり、前年の2017年より大幅に増えました。 2018年の自殺者のうち3/4が男性で、この傾向は1990年代半ばから変わっていません。同年の性別ごとの自殺率は男性が10万人あたり17.2人、女性が10万人あたり5.4人です。男性は前年より大幅に増加しており、女性は過去10年横ばいであることがわかっています。 2018年も、45~49歳のグループは男女ともに最も自殺率が高く、男性は10万人あたり27.1人、女性は10万人あたり9.2人となっています。 首吊りが最も多い自殺方法であり、男性自殺者のうち59.4%、女性自殺者のうち45.0%を占めます。 [「Suicides in the UK: 2018 registrations」](https://japanesewriterinuk.com/article/suicides-in-the-uk.html)